「神に近づく幸いな道」 ヘブル7章20~25節 

「最初の確信を終りまで」を標語にかかげ半年間主に守り導かれました。      
1.父なる神の誓いと保証
 旧約の古い儀式や祭司制度は一時的で、不完全でした。この時代の祭司制度は全面的に廃止されたのです。メルキゼデクに等しい大祭司イエス様は、さらに優れた希望です。それは私たちの罪をきよめ、神に近づくことが出来るようにしてくださったからです。神の御子イエス様の祭司職のもたらす恩恵があります。イエス様の祭司職は父なる神の誓いに基づいたものです。人間とは違って、神様は約束をされるだけでも十分信頼できるお方です。ところがさらに私たちがその神の約束を信頼し、確信できるようにと約束の上にさらに誓いを立ててくださり「二重の保証」となっております。
2.永遠の大祭司イエス
 最初の祭司はモーセの兄アロンです。モーセに付き添い、モーセを助け、アロンは祭司の働きを続けました。そのモーセはピスガの頂きで死に、祭司アロンもそれ以前にホル山で死にます。旧約の祭司は死んで次の者に代わらなければならない人間に過ぎませんでした。
イエス様は死なれることがありません。永続する祭司の務めを持っておられます。イエス様の祭司職は変わることも、破られることもありません。それは絶対的であり、今も将来も有効なものです。キリストは永遠に存在されるのであって、変わることのない祭司の務めをもっておられます。ですからイエス様は完全に救うことがおできになるのです。クリスチャン生涯を最後まで全うできるように導かれます。「ご自分によって神に近づく人々を完全に救うことがおできになります」25節。
神に近づくーこれは神ご自身の喜びであり、私たちの幸いでもあるのです。私たちの魂と心は「神との密接な交わり」を必要としています。神様との密なる関わりの中に生きることです。日々のデボーションで聖書を読み、黙想することです。礼拝の説教を通し、神からの語りかけを聴きます。聖霊の導きによって、いかに応答していくべきか導かれます。神に近づき、神の私への語りかけとしてみことばを受け取るのです。神に近づくのを妨げるのが罪です。罪を自覚したら、反省するだけでなく、イエス様に近づき罪を赦していただくことです。
ここにイエス様に近づく道があるのです。

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