―主の年2015年―「最初の確信を終わりまで」

ヘブル3章14節 「もし最初の確信を終わりまでしっかり保ちさえすれば、 私たちは、キリストにあずかる者となるのです。」 2015年の新たな出発の時をともに迎えることができました。喜びと感謝をもって主を崇め、この一年を展望してみましょう。 当教会は昨年宣教20年の節目の時を迎え、宣教20周年記念礼拝、記念講演会を終えて、主の前に新たな応答をもって、踏み出すことができました。人間の成長で考えますと大人としての責任と自覚をもって進むべき年代を迎えたのです。激動と困難を窮める社会の中に、主によって生かされている恵みと使命を強く覚えます。 「最初の確信を終わりまで」との教会の道標、標語に、終末と言われるこの時代に いかに信仰の旗印を高く掲げるべきかが示されていると思います。年の初めにともに神様からその方向性を示して頂きたいと思います。 この日本はクリスチャン人口が1%にも満たない現状です。私たちは主を証しすることの難しさに直面しつつ、時には自らの無力さを感じることがあります。この日本が偶像に溢れていることも私たちの心痛む現実です。 家族の中で救われているのは自分ひとりというとき、孤軍奮闘して疲れることもあるでしょう。サタンは私たちの偶像に仕える習慣を罪と意識しないように惑わします。罪を認識できなくなると、悔い改めもしなくなります。罪に対する無感覚と自己正当化に陥ってしまいます。 聖書は初めに神を信じた時の救いの確信に終わりまでしっかり留まり続けるように、神のみことばである聖書と成就されたイエス・キリストの贖いの客観的な事実の上に私たちの信仰が堅く立つようにと勧めています。「それゆえ、きょうと言われている間に日々互いに励ましあって、だれも罪に惑わされてかたくなにならないようにしなさい」と聖書は勧めているのです。家族、友人、知人に積極的に主を証しできるように祈り励み、信仰的努力を積み上げてきた私たちです。この終末の激動の時「イエスは主です」との信仰の告白を自らの土台とし、不信仰への心の誘惑をはねのけ、主のみことばに聴き従っていくため、互いに励ましあい祈りを深めていきたいものです。

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