「真に勇敢な生き方」ヘブル10章35~39節

ここまで語られてきたことの締めくくりは、敬虔な生活の実践です。
1.確信の告白
 厳しい警告の後、愛の励ましとなります。苦難の中を主にある喜びを持って迫害に耐えてきたからです。イエス様が「その日には喜びなさい。天ではあなたがたの報いは大きいから・・」と語ります(ルカ6:22,23)。神がくださる永遠の嗣業(神から受ける分)が現実的です。「あなたがたの確信を投げ捨ててはならない。」と励まします。
確信は絶望に陥りやすい逆境の中で、神の救いの確かさを証しし信仰告白するのです。
2.忍耐と希望 
 こうして約束のものを手にするために必要なのは「忍耐です」と語ります。忍耐とは、自分の立っているところに踏みとどまることです。信仰に踏みとどまること、動揺せず、信仰と忍耐によって神を待ち望むのです。イエス様にのみ、信頼し委ねるのです。神のみこころと神のみことばに従って生きるのです。それを継続することが難しい私たちにイエス様は足跡を残されました。イエス様の地上生涯の苦難が私のため、あなたのためであることを心に覚えるとき、「真に勇敢に生きる」ことが出来ます。
3.恐れ退かない信仰の姿勢
 預言者ハバククがユダにおいて悪人が罰せられず、神がその悪を許しているように見えることで叫んだ時、神は「希望のことば」を語っています(ハバクク2:3,4)。そこで神は、「待て、遅くても待て、正しい人は信仰によって生きる」とあります。
ヘブル書は「恐れ退く者ではなく、信じていのちを保つのです」と語ります。信仰に生きるとは、恐れ退く生き方ではないことが強調されています。「恐れ退く」と言う言葉は新共同訳では「ひるむ」とあり、現代訳と、リビングバイブルでは「尻込みをする」となっています。信仰は、尻込みをしないこと、困難、試練があっても恐れ退き、ひるみ、尻込みをしない・・ここに生き生きとしたクリスチャンの姿を見ます。
困難が数多くある現代の日本の社会の中で、私たちはそれぞれ信仰と忍耐をもって、祈りの中で、ますます信仰の確信を深め、投げ捨てることがないように歩み続けるようにと励ましているのです。「終わりの日」を目指して一心に走り続けましょう。

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